君へ贈る愛の歌


『はあはあはあっ。』



逃げ込むようにかっちゃんとの秘密基地に入る。


息切れするほど走ったのは久しぶりだなぁ。


っていうか、本田先輩意味が分かんない!!


あんなからかい方失礼だよ…。


あたしのこと欲しいなんてバカみたい。





『こんな男みたいなあたしのこと…誰も好きになるわけないよ。』



『はぁ?!お前が男?!ありえねっ。ぷっあっはっはっ!』




?!



こ、こここ声が聞こえた?!



さっきあたしが通ったばかりの入り口をみるとそこには





『本田先輩?!』




がいた。


一体何なんだろう、この人は。



もしかしてストーカー…?





『お前、結構失礼な奴だな。』

『あっ…声に出ちゃってましたか。』
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