作品裏話
【赤ずきんと狼。】


この物語は当初
『俺様の耳は狼の耳』
でしたが
あまりにもタイトルと物語の雰囲気が
合わなかったので今のタイトルにしました♪

この物語は一番、私の身に近いです。
この物語の一人ひとりが自分のように思えた(笑)
自分も恋に傷ついて
だけど恋を諦めたくなくって
また恋をする。
そんな想いです。

物語で「わからない」という単語が
多かったようにあまり気持ちを断定したくありませんでした。
主人公が思う気持ちは私が思う気持ちと似ていて
だから「これはこうだ」と断定すると
つまらないと思いました。
まだ自分も主人公も高校生なので
すべて断定するのは惜しいことです。
知ったかぶりも嫌ですからね。

高校生は大人に近い子供です。
どんどん大人の気持ち、行動を収得して
不安になったり迷いながらだけど
自分に自信を持って突き進んでいく。
そんなふうな高校生を描いてみました。

前作の西塔さんと佐倉田さんを登場させたかったけど
タイミングを逃してしまいましたm(_ _;)m

今回は、前作では押され気味だった赤ずきんが
自分の力で頑張ろうとしているところから
“赤ずきん”という言葉を先に置きました。

それでは
【赤ずきんと狼。】
をよろしく!




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