咲き乱れる桜の木の下で



あの時とは、
桜花が後ろに振り返って
桜を見ていた時だろう。


「桜花は…本当に桜の声が
聞こえたのか?」


「うん。聞こえたよ。
あたし、嘘つかないもん!!」


修也は桜花の目を見た。


とても真剣な目で
嘘をついているようには
見えなかった。


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