一口雑話 覚え書き

◎スペース の謎

スペース の謎



ケータイ小説らしい改行が未だに理解できず。

普通の書き方は皆様ご存じの通り、
一文字空けて開始し、
句読点を駆使し書き連ね、
文の節目で改行し、
話が変わる際に一行あける。
コレが学校で習う正しい書き方のハズ。

これに対して、ネットでは様々な制約から、
一文字あけずに書き始め、
句読点のリズムでこまめに改行し、
文の節目で一行はさみ(コレが一文字あける代用)、
話の変わり目で節目と合わせて2、3行あける。
私が今使ってるコンナ感じ。


で、
ケータイ小説の謎の改行様式が分からない。


今色々読んでみてはいるのだが…、
キチンとした文法はしっかり読める。
ネット方式は楽に読める(慣れで)。
ケータイ小説らしいタイプは目がチカチカして力尽きる。

PCが辛いから来たのに、ココでも立ちふさがる液晶の残像現象の壁。


下ボタン押しっぱなしの流しそうめんみたいな読み方は体に悪そうだ。
みなさん動体視力えぇなぁ。



◎◎ネタメモ◎
書類を片手に私は途方に暮れた。
目の前では電光掲示板が手続き方法を懇切丁寧な文で教えてくれている。
文字を追うのに精一杯で、内容が一向に頭に入らない。
若い人ならすぐだろうに、無為に取っただけの自分の年が恨めしい。

同じ説明を何遍も見直し、目も頭もチカチカして、脚が棒のようになって、ようやく分かろうかという頃。
不意に上にあるスピーカーから音楽が流れてきて、続いて「本日の営業は終了しました」無情なアナウンス。
蛍の光を聞きながら呆然とし、徐々に怒りが湧き上がる。
「っざけんな!!」
急に横の青年が叫んだ。
そういえば、私の横にもう一人居たな。読むのに夢中でよくは覚えてないが。
彼は怒りのまま受付カウンターに向かい、私は一人流れる文字の前に立っていた。
彼が私の分の怒りまで吸い取っていったのだろう。私は何やら可笑しくなって、つい口角が上がってしまう。
「年のせいじゃ無かったのか」



最近は液晶アドモニタを使った案内とかありますが、個人的にはイラッとします(遅くて)。
理解しづらそうなら、サッサと係員呼んだ方が吉。
オバチャン化が速くたって困らないですよ。
さあLet'sオバチャン化!!
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