さくら、桜。
「またさくらの絵?」

走って行った公園でそのまま声をかけた。

「…はい。」

「さくら好きなの?」

「わからない。ただ、目の前にあったから描いただけ。」

「ふーん。綺麗だね。」
そこまで会話してやっと思い出した。

「綺麗?」
やっぱり彼女は不思議そうな顔をしていた。

『そっか…感情がないんだっけ。』

彼女に綺麗の意味を教えようとしたけど、どう伝えたらいいのか分からず、話題を変えた。

『感情を教えてあげれたらいいんだけど…』

そう思ったのは心の中の話。

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