Heart
「でもさ、それって1目惚れだよね。」




「え?」




「だってしゃべった事もないのに好きになっちゃったんでしょ?」




「うん。一目見ただけで一気に体が熱くなって、胸が苦しくなって……。」




私は手を胸にあてた。



彼の事を考えるだけでドキドキしている。




「まさか美紗が一目惚れするとは!人生何が起こるか分かんないねー。もしかしたら私もそういう出会いが待ってるかも……。」




そう言って妄想の世界に入り込んだ紫音。



妄想に花を咲かせる紫音の横で


私と姫は2人で笑った。



そして小さい声で


“運命の人だといいね”


って言ってくれたんだ。
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