妖怪愛物語
「お前、何者だ。わしが見えるらしいし、服装も・・・巫女のようだ」
ぎくぅ。
でも、空雅さんには未来のこと言っちゃだめって言われたしな。
ここは一発芝居をうちますか!!!
桜さんのふりをしよう。
「何でアンタに教えないといけないのよ」
われながら、ひどい。キャラが一変しすぎだと思う。さっきまで敬語だったのに。
「あぁ?急になんだ」
ひえー。何かこの狐さん怖い・・・。よし、強気、強気。
私は自分にそう言い聞かせ、がんばって芝居を続ける。あーあ。こんなことしてるから桜さんと間違えられるんだ。