科学部恋愛
「それからは美代はその浮気相手と付き合った。俺はもう美代の事何も想ってなかったから、祝福したんだ。けど美代は…」
「戻ろうって言い出した。そんなの無理じゃね?向こうが浮気してたのにさ」
郁斗の話を黙って聞く。
きっとあたし達は聞く事しか出来ない。
「だから、無理ってきっぱり断わったんだ。美代も納得してたけど、またある時に戻ろうって。俺何回も断わった。それがどんどん増えていって…」
「今日も呼ばれて同じ事言われた」
全部話すと、笑っていた。
郁斗はきっと悲しいんだ。
悲しいけど、それを隠す為に
笑いが引きつってんだもん。
