秘密のニオイは禁断の恋
竹下を喜ばせた手前、やっぱりムリだったって言えねぇし


どうすればいいのか考える


何も浮かばない


当たり前か…




それから何日か経ち、俺は理事長に呼ばれた


もしかして特別許可が下りるのか?


俺の熱意が理事長に通じた?


そんなことを思いながら、理事長室にあるソファーに腰を下ろす


コンコン


ドアをノックする音


誰だよ!今から特別許可の話をすんのに…


「失礼します」


ドアを開けて入ってきたのは竹下だった





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