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「ホントニイラナイモノナノ?」

えっ?なに?今声が………………気のせいよね?
周りを見渡しても誰も口を開いていない。

「サイゴニチュウコクハシタカラネ。」

また……。
なんなのよ……。
しかしこんな声……聞き覚えがない。
幻聴かな?
あたし……ストレスでもたまりすぎてるのかしら?今度お父さまに病院に連れて行って貰おうかしら?

おっと…それどころではなかったんだ。
詩織のこと忘れてた…。
─────!!!!!!
笑っていたのはクラスの子じゃなかった。
笑っていたのは……………………そう…………………目の前にいる…詩織でした…。

とても不気味で…クスクス笑って…髪を切られた筈なのに…。
どうして。私は詩織が怖くなり壁のほうへと後ずさりしていった。

「陽菜ちゃん……なんで逃げるの?」

怖い…怖い怖い怖い………恐い…。
詩織がものすごく怖い。雰囲気、顔………そして自分の……私に切られた髪をみて…私をみて…不気味に笑っている。

一体何がおこったの?
そんな事を考えているうちに詩織が私に迫ってくる…。

後ろは壁、前には詩織。逃げ道は塞がれている。
「なんで陽菜ちゃんは詩織から逃げるの?だから私から陽菜ちゃんのとこにきたよ……お迎えにきたんだよ?だから……………逃げないでね…」
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