大嫌いだって愛しい



「なにって、お前を俺のものにしたい。」



こいつは分かっているのだろうか




私とあんたが敵だという事




「橘さぁ、優みないな女タラシ思っててもしかたねーだろ」




分かってる



そんなの分かってるよ。



優を思っててもしょうがないって事




「さっきだって、優の為に泣いてたんだろ?」



あんたのその全て見透かしたみたいな瞳が嫌




真顔で話すその真剣な顔が嫌




だけど私は………





< 123 / 281 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop