大嫌いだって愛しい
多田が隣に座った私の肩にそっと触れる、
あまりにそっと触れるものだから
フッと力が抜けた私の体は多田によって倒された。
「えっ、ちょっと…」
目の前には
私におおい被さった彼
「ねぇ!!どいてよ」
多田の顔付きがあまりに真剣で
あまりにも真っ直ぐすぎる瞳にドクンと心臓が波をうつ。
まるで金縛りにあったみたいだ…
「なぁ、俺のもんになれよ」
「え…」
そう言ってた多田は私の首に顔をうずめた。