魅惑のヴァンパイア
そして、先日突然行くことになった舞踊会。


社交の場にシャオン様を連れていくなんて、今までのヴラド様でしたら考えられないことでした。


わたくしには、ヴラド様のお気持ちが、シャオン様お一人に注がれているようにしか見えません。


以前のヴラド様は、食事を召し上がるように、女性の方(ヴァンパイア)を抱いておりました。


決して一人には絞らずに。


誰にも心を開かず、「これも仕事だ」と言わんばかりに……。


それが一体どういうことでしょう。


毎晩シャオン様に会いに帰ってくるではありませんか。


ペットに対する可愛がりようの域を超えておいでです。
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