魅惑のヴァンパイア

――初めては、大好きな彼と、愛し合ってするものだと思っていた。


こんな、一方的なものじゃなくて。


この日、私は処女を失った。


悔しいけれど、ヴラドが言った通り、味わったことのない快感と、一瞬の痛みと共に。







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