姫様とウサ耳はえた金髪童顔


「……、どうと聞く前に、あなたはそうしなきゃそもそも私たちを帰す気がないのでしょう」


「さすがぞ、よく分かっておる」


「ゲームの内容は?」


「決闘(デュアル)」


「殴っていいですか?」


「余とそなたではない、互いに、“持っているモノ”を勝負させようぞ」


ついと、ラグナロクの目がクロスに向く。それだけで、彼女が言う“持っているモノ”の意味が分かった。


「あなたの配下とクロスを戦わせるということですか」


「ああ、そうだ。余とそなたでは、うっかりとこの世界を破壊してしまいそうだからな。その点、余の配下とそこのウサギならば、まかり間違っても世界を破壊するこてはないだろう。

余らは、かわいい下僕たちの観戦だ。負けた下僕の主が己が主張を曲げよう」


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