私が求めていたもの
「あのさなんで俺らに悠樹のこと言わなかった??」

「アタシ達友達だよね?いや親友だよね??」

「そんなに信じられない??まだ―――。」



アタシの中学校時代を知ってるのは美之だけ。



「ごめんっ!!」



アタシは走って屋上へいってた。



「悠樹くん!!」



桃の声だ……。



「んー??」



悠樹の優しい声。



「ね、アタシ達付き合おうよ。」

「は?」

「だって亜里抄、三股だよ??ありえないし。」

「え……。」

「悠樹君が可愛そうだよ。」

「アタシもう我慢できないんだ、ごめんね。」



彼女はそう言って彼の唇を封じる。



「なんで上手くいかないんだろう……。」
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