私が求めていたもの
階段を下りていく途中



ガサガサ

「やばっ!!」



カバンの中身がすべて落ちた。



気づけば前に桃がたってる。



「さいってー。。聞いてたんだ。」

「ごっ……ごめん……。」



知らずのうちに泣いてた。



「泣いたってかわんないよ!!亜里抄。アタシ悠樹くんのこと諦めないし。」

「あ、、アタシ悠樹とわか……っれ……っることにする……。」



こんなこと言いたくなかった。



初恋って本当に実らないんだね。



「ぢゃ遠慮なくもらっちゃうね♪あ・り・が・と亜里抄♪」



桃ちゃんのほうが幸せにできるもんね……。



「おいっ!!亜里抄!!ちょっと待てよっお前!!」



愛しい声が聞こえてくる。



ふりかえっちゃだめだったのに……。



振り返ってしまった。



「ご……ごめんっなさい……。」



か細い声でつぶやき保健室へむかった。
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