婚約者の秘密♪

小さな嫉妬と幸せ

―――――――………
――――――……


「優羽!おはよう!」


「あっ、莉奈!おはよう」



いつも通りの朝。



私はニコッと笑った。



「…優羽。何かあった?」



莉奈の目が鋭く光った。



私はドキッとする。


「なっ、なんで?」



「なんかいつもと違う。最近とか特に」



すっ鋭い…ι



そう…こないだ達也に告白して私達は付き合うことになった。


幸せなんだけど…学校にきて新たな問題に気づいた。



それは―――



「本条君!おはよう!」


廊下に女の子の声が響く。



「あっ…本条」


莉奈が教室のドアのほうをチラッと見た。



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