都会の魔女
イシュとアズラエルは顔をしかめて見詰め合った。
そしてとうとう我慢できずに噴き出した。

「ぷ、ぷふぁ!
あはははは!!」

「何それ!
ださっー!!」

イシュもアズラエルも腹を抱えて笑った。

「ださっー!って何だよ。

こっちは必至だったんだから。」

「ぷははは。
ごめんよ。
だっておかしいんだもん。

・・・でも、ありがとう。
こうして笑っていられるのもアビーのお陰だよ。」

「いや、こちらこそありがとう。
立派な使い魔君。」

そう言ってアビーはアズラエルの羽を手にとって握手をした。

現場では救急車や、警察が慌ただしく敷地内を走り回っていた。

3人はこっそりと、その場から立ち去った。
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