都会の魔女
翌日
アビーは大きな荷物を持って、イシュの家へやって来た。
イシュはアビーを初めて玄関に入れた。

アビーは今から早速、中国へと旅立つのだと言う。

短い間だったけど、ありがとう。
これお礼。」

アビーは立派な化粧箱を差し出した。
「丹波産高級黒豆大福。
感謝を込めて奮発しちゃった。」

「高級?」
イシュの目が輝いた。

「ふふ
君って面白い魔女だね。」

「あなたに言われたくないわ。
面白さならあなたの方が上でしょ?」

「・・・・・・」
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