都会の魔女
「復讐?
なんか怪しいけど・・・
でもちょっとおもしろそう。」

りさ子は興味本位で enter をクリックした。

「まず 自分の名前、メールアドレスを書いたあと 
次に復讐したい相手と、恨みの内容を書いて送信してください。

あなたの憎しみ深さ、相手へのダメージの大きさによって報復料金が違ってきます。

こちらで あなたの恨み度合いを査定し、折り返し連絡さしあげます。」

「料金・・・ってお金かかるのかな?

でもママを困らせたら、少しは静かになってくれるかも・・・」

りさ子はあまり深く考えずに名前を書き始めた。

そしてメールアドレスには携帯のアドレスを書いた。
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