ドーンッッッ!!



「アス―――矢――――――血が――――――まら――――!!」



「――――を――――――じゃ―――――――ばないと!」



「―――――――!!」


「――――――――!」




…あれ?耳も…?



……まあ、いいか。



痛みなんてねぇし、ただ、なんか…眠くなってきただけだ…。



それに、死んでも良いかなって、思ってる。



ガンノードの事、ただの時間稼ぎかも知んねぇけど…ちょっとの時間でも守れてよかった。


少なくとも俺が、彼女が居なくなる場面を見ずに済む筈だしな。



だから…もう――――――――――。
















――――――――――――

――――――


――




「お兄ちゃん、起きてよー」




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