ドーンッッッ!!





作って貰った壁をつたい、今まではふすまだった場所にあるドアを押し開けた。


すると…



「な…なんだ、この良いかほりはっ!!!!」


ふわりと鼻を擽る、炊きたてのコメの香りとみそ汁の素敵なコラボレーションッ!!!



「あ、おはようございます」


ぎゃぁっ!!!


ま…眩しいッ…!!


俺の目の前に立つのは…女神でしょうかぁぁぁぁああ!!



長い髪の毛を高い位置で結び、何処から持って来たのか、フリフリのエプロンを身につけている。



「る…ルナ…!!お前は…ッ」


「??…お食事、なさるんですよね?もう出来上がりますから、お顔洗って来てくださいッ」




あ…あ…


あざぁぁぁぁあああッス!!!!!!


寧ろキミを食べた(ry



「お…おう…。あ、弁当…」


「お弁当…って、この書物に書かれている物の事ですよね?


作っておきましょうか?」



ぶんぶんと頭を上下させながら思う事……




リアル“俺の嫁”………???





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