短編集 cafe an
その日は
朝から雨模様で

客足は少なかった


ランチタイムのピークも終わって

佐藤さんを休憩にだし
店内には
私一人


ビスコッティでも焼こうかな…


そんな事を思って
キッチンに向かおうとしたとき




カランッ♪

ドアベルが
来客を告げた
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