きらきら。

「ゴメンゴメーン!
寝坊した!」

「九時集合指定したのは花乃だよー?
あ、寝癖!」

薄い長袖にタンクトップ型のダウンジャケットをきた花乃。
ぴっちりのジーパンがよく似合う。
髪が跳ねてたけど。

「光は流石だねー!
可愛い!」

「そうかなっ?」

私の服は長袖の服に上からミニのワンピース。
膝上までのブーツを履いて毛糸の帽子をかぶっている。


「さすがモデル…!
この服、hikariの服を見て研究したんだけど…やっぱ本物には適わないかー!」

あちゃーっと笑う花乃。
確かに見た事があるコーディネートだ!

「やっぱりそういうの嬉しいね!
照れるかも。」

あはは、と笑ったら花乃はきゃーっと笑った。

「やっぱり可愛いー!
制服もあんな可愛く着こなすしさぁ〜?」

「そんな事ないよ!
花乃可愛くて自己紹介の時男の子達見惚れてたもん!」

私がそういうと花乃は口を開けて私を見てきた。

「な、何…?」

 
 

< 39 / 127 >

この作品をシェア

pagetop