きらきら。

「馬鹿…いや、やっぱ天然?
ん?鈍感かな?」

悪口にしか聞こえない事を花乃は1人でブツブツ呟いている。

「何の話ー?」

眉間に皺を寄せてムッと聞いたら花乃はアハハッと誤魔化すように笑った。

「光は可愛いなーって話!」

「えぇ!?
悪口しか言ってなかったじゃんかぁ!」

ブーっと膨れると花乃は笑って私の手を取った。


「喧嘩終了!
走ってきたから、喉かわいちゃった!
マクドナルドにレッツゴー!」

「いきなり!?」

また小走りで歩きだす花乃に手を引っ張られながらマクドナルドに向かう途中、色んな話をした。

チューっとシェイクを飲みながら花乃の色んな話を聞く。

彼氏は別れたばっかりだとか、顔で選んで大失敗したとか。
恋愛初心者な私にとっては刺激的な話も多くて…何度顔を真っ赤にした事か…。
花乃はそのたびに爆笑。

凄く凄く楽しい!

 
 

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