トリゴニコス・ミソス

プロメテウス

プロメテウス【Prometheus】

プロメテウスは、すみませんラテン語読みと英語読みわからないです(^_^;)

プロメテウスという名前の意味は「先見の明の持ち主」ということで、非常な知恵者として神話には書かれています。

ゼウスにとっては伯父さんにあたります。

このゼウスとプロメテウス実は色々とあったんです。

プロメテウスはその先見の明で、クロノスがゼウスに敗れることを見抜いていました。

なので、プロメテウスだけはゼウスに逆らうことなく自分の本当の気持ちは隠して、よき友の位置に長年おさまっていました。

でも、ある日プロメテウスが人間たちに火を与えてしまったのです。

ゼウスは火は神々のみが所有していればいいという考えでしたが、プロメテウスは人間大好きな神様で独り占めすることないだろうと考えたのです。

そこで当然のごとく怒ったのがゼウスです。

そこでこれまたゼウスが残酷なことをするわけです。

プロメテウスをコーカサスの岩山にくくりつけて動けなくすると、昼の間わしにプロメテウスの内臓を食べさせたのです。

もちろん不死の神様。

そんなことでは死にません。

夜になると内臓も元通りになります。

そして、昼間またわしが来て・・・・・・。

という刑を長年に渡って執行したのです。

さて、どうやって赦されたのか?

まずは、ゼウスの息子であるヘラクレスがこのわしを退治してくれます。

それを知ったゼウスはじゃあ、何か自分の得になるようなこと教えてくれたら戻してあげるよというわけです。

そこで、ゼウスが未来永劫、神々の王に居座り続けるための条件を教えてあげることでやっと和解できるのでした。

なかなか、苦難な人(?)プロメテウスでした。
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