トリゴニコス・ミソス

ハデス

ハデス【Hades】

ラテン語読みはディス。別名プルトン。

ハデスは、冥界の王でゼウスのお兄さんです。

というか、ゼウスは末っ子です。

産まれた順で行くとですけどね。

ゼウス以前に産まれた子供たちは父クロノスに全員飲み込まれちゃってたので……。

そして、それを助けたのがゼウス。

なので、ゼウスを長男として吐き出された順に兄弟姉妹の関係が書かれているものもあるようです。

余談ですが。

はい、それでハデスですね。

ゼウスがティタンたちとの戦いに勝利して、神々の世界の頂点に立ったときに、死者の国の支配をハデスに任せるのです。

ちなみに、海はポセイドンに任せます。

ポセイドンもゼウスのお兄さんで彼が長男ですね。

ティタンについては、余力があったら後の方に書きます。

ハデスは、キュクロプスたちから兜をもらうのですが、その兜をかぶると姿が見えなくなるといいます。

本編でいきなりハデスが現れるのはこの兜をかぶってたという裏設定があったりなかったり(笑)。

ちなみに、ハデスが支配する世界自体の事もハデスと呼ばれています。

ヘルメスに導かれた魂は、カロンにスティクス川を渡してもらって、ハデスに入って裁きを受けるのです。

いい人たちは楽土エリュシオンに、そして極悪人は奈落のタルタロスに落とされるといいます。

先に出てきたティタンたちは、ゼウスとの戦いに敗れた後このタルタロスに落とされちゃうんですよね。

免れる人もいるけど……。

ということで、ほとんどハデスの説明してませんが(笑)、ハデスでした。
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