恐い‥けど好き..





また空気が凍った気がした

少ししてから‥‥


不良もどきが明らかに

怒りながら話しかけてきた

「あ゙?」

「だから、知ってますけど」

「じゃあ昼間のは何だったんだよ?」

「あれは、明らかにオレが東城なんだ。なめんなよ的発言だったから、あぁ言っただけだけど?」


そう言った瞬間

不良もどきは拳を振り上げた、

アタシは振り上げられる

不良もどきの腕を

無表情に見つめた。

殴られる寸前

不良もどきは後ろに飛んだ。

誰かが投げ飛ばしたみたいだ

アタシの目の前には

黒髪の人‥東城一夜がいた

何も話さないアタシを見て

少し低い声でアタシの耳元で

囁くように話かけてきた


「‥‥‥あんまり男をなめるな‥痛いめ見んぞ」



アタシはとても冷静に


東城一夜に話しかけた



「逆だよ‥」

「あ?」


「‥‥女なめんな」



東城一夜を見下す目で見て

公園を出て家に帰った。










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