恐い‥けど好き..
逃げられない





―――――‥‥‥




夏の暑い日だった、

放課後の教室で

ある男の子に

いきなり告白された

普通の事なのかもしれない

ここまでは‥‥‥‥‥





「矢内‥」

「なにー?」

「好き‥‥‥‥‥なんだ。」

「‥‥‥ぇ?」

「付き合ってくれない?」

「ぇ‥と、ごめん‥。」

「何‥‥‥で‥‥‥?」

「ぁたし‥彼氏とか作る気なくて‥‥でも気持ちは嬉しい、ありがとう。」

「‥嫌だ‥‥」

「え‥?」


――――――ガターンッッ‥



背中に痛みが広がった。

アタシは、

狭いような広い教室で

床に押し倒されていた‥

困惑した、

男は、制服を脱ぎだした

怖くて‥恐くて

必死に相手から

逃げようと抵抗して‥

アタシは何とか逃げた。











未遂‥というのだろう





だけど次に起こる出来事に

アタシは解らなくなった。

何が、間違いだったのか‥







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