笑顔
『また泣くぅ(笑)
遅れたけどホワイトデーや。かおりが前に言ってたように俺がその大好きな人なら受け取ってほしい。』

「あり…が…と。純ちゃん大…好…きやで…」

私は泣きすぎてうまくしゃべれなかった。

それを聞いた純ちゃんは満面の笑みで私を見ていた。

そして専用ドライバーで私の左手首につけてくれた。

凄く幸せを感じた。

大好きな人にこんなにも愛されて。

いつ死ぬか分からない私をこんなにも愛してくれる純ちゃんに感謝した。

そして面会終了時間は近づいてきた。

『もう時間か…』

純ちゃんは寂しそうに言った。
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