君に捧げる愛
「バレンタインの...おかえしっ...」
本当はこういうつもりじゃなかったんだけどな...。

なんて思いながら、小さな箱を渡した。


美紀はその箱をゆっくり開けた。蓋を開けて見た美紀は、すごくびっくりした表情をしていた。


「つば...さ...?」
美紀の瞳がキラキラしていた。
1粒のキレイな涙を流して、

「ありがとう...」
と言った。


ただ、それだけじゃないんだよな...。




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