20せんちっ!



「だーから散々言ったのに…陽歌ったら…もぉっ。
…しょうがないなぁ。」



ふわりと笑う瑞希。




思わずドキっとしてしまう。


(そっちの道へ突っ走っちゃうの!?
あたし…!?)



「ないないない…!」



「陽歌?(急にどうしたんだろ?)」



ーーーーーー
ーーーーーーー
ーーー



入学式も無事に(?)終わり、

今、瑞希と二人でクラスを見に来ているんだけど…。


(うーわー…。)



「わーっ!陽歌と離れたーーっ!
ヤダヤダヤダヤダーーっっ!」


「瑞希、声のボリュームを…「宿題みしてもらえないーっっ!」」



(それがねらいかコノヤロウ…!)









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