【続】私の旦那様はエリート社長?!
こんな所で挫けたら、今までの苦労が全部水の泡になる。


……まだ、やれる。




「……もし辛かったら、さっきみたいに怒鳴っていい。だから、なんとか卒業まで持ち堪えろ。愚痴なら……俺が聞いてやるから」


紫音君はそう言うと、私の頭を撫でた。




「……うん。ありがと」

紫音君の優しさに、ちょっとだけ気持ちが楽になった。
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