【続】私の旦那様はエリート社長?!
「……うん」


奏多はなにも言うことなく、静かに呟いた。




「……そっか。知ってたんだ」


私は掴んでいた服を離した。




「……うん」


「……知ってて」


「え?」


「知ってて……私と結婚したの?」




私は奏多をジッと見つめた。


「…………」
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