【続】私の旦那様はエリート社長?!
気付いたら、私の涙もすっかり乾いていた。




「別に誰が兄貴と結婚しようがお前らには関係なくね?……兄貴の問題に、お前らが口出しすんじゃねーよ。梢はな、俺たちにとって大事な"家族"なんだよ。もし大事な家族をけなすようなヤツが居たら、俺が許さねーから」


紫音君の目は、もう怒っているようだった。




「……紫音君」
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