☆夢色の星たち☆〜white,bonds〜
「おはよう!勉先生〜〜」

「おはようティアラ。よく眠れた?」


「うん。ねぇ〜勉先生?これ何?」


「これは聴診器と言って、ほらっ……ドクッドクッ…聞こえるだろ。これが、ティアラが生きるに一番大事な心臓なんだ」


「凄い!聞こえるよ、わぁ〜心臓が毎日頑張って、動いているから生きれるんだ」


「ティアラ、心臓はハートって言ってこんな形で表現もできるんだよ」


勉は、紙にハートマークを書いてティアラに見せた


「へぇ〜可愛い形だね」


「ティアラに好きな人が出来たら、ハートは教えてくれるよ。好きになってるよ〜〜ドキドキって」


「違うの?いつもの音と?」


「心臓が少し早く、ドクッドクッいって、その奥が、キューンてなるんだ」


「へぇ〜〜〜そうなんだ〜〜そんな時は勉先生に教えてあげるね」


「楽しみにしてるよ」


「あっ、これは何〜」


「これは、注射器といって……………」


ティアラも心が動くのは、遠い話ではなかった
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