☆夢色の星たち☆〜white,bonds〜
それから、約三ヶ月の月日は流れ
研修期間も終わる頃


「みなさん、長い期間、お疲れ様でした。それぞれ、立派は医師や看護師になられ、それぞれの行く場所で活躍してください」


バタバタ毎日が終わり、ほっとしたティアラに、真弓の笑顔は元気の源だった


数日後…


トゥルルル〜トゥルルル〜〜


「はい、」


「こんにちは、エレナです」


「あっ、こんにちは。どう、日は空きそう?」


「はい、来週の日曜日でいいですか?」


「オッケー!じゃぁ美味しいケーキでも作って待ってます」


「はい、急用で行けなくなったら、前日までに電話します」


「はーい了解です」



「真弓〜〜次の日曜日ね、ママのお友達くるから、ケーキ作ってあげるね」


「わぁーい!ケーキだ〜ケーキだ〜〜」


「真弓にも、手伝ってもらうからね〜〜真弓は、もう、お姉ちゃんだからね」


「うん、できる、できるぅ〜〜〜」


「偉いねぇ〜〜真弓は」


「まーちゃん、もう、お姉ちゃんだから」


ティアラは日々、大きくなる真弓を、優しく見守っている
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