後悔の後・・
新たな真実2
千佳姉さん?千佳とはどういう?弟がいたのか?

「あのどこかでゆっくり話しましょうか?」





男の言葉にしたがうことにした。






俺たちは駅前の喫茶店に入った。



暫く沈黙したが俺から沈黙を破る・・・


「あの・・すみませんが・・千佳とは・・・妻とはどういう・・」


「もう貴方の妻ではないのでは?」

その男は冷徹に言い放つ。


「・・・・」

「僕の名前は幸谷・・といいます・・千佳の叔母の結婚相手の連れ子で義理の従兄弟ですが姉弟のように育ちました。千佳のことは千佳姉さんと呼んで、俺たち一番の親友だったんです。今回は急な結婚で家族の紹介もままならない状態だったの知らなかったのはしかありません・・あなたはどうして僕のことを?」



「前に千佳と二人でいるところを見かけて・・」



「そうですか・・今回の千佳におきた不幸な出来事は聞きました。貴方とのこと、流産したこと・・千佳はぼろぼろに傷ついて・・・貴方のしたことは許せないことです。」



「・・・・・わかっている・・だがどうしても彼女の会いたい・・会って話したいんだ・・」

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