後悔の後・・
あのとき待ち合わせをしたときの公園にいくこともした・・

もしかして千佳にあえるかも・・そんな淡い期待をしながら・・

彼女はもう別の人生を歩んでる・・

俺は一歩も前に踏み出せないままだった。




再会したときの千佳の温もりを思い出す・・・・

どうして結婚してるときにもっと大事にしてあげることができなかったのだろう・・


千佳をいつでも抱きしめる権利をもっていたのに・・・・



後悔ばかりが頭をよぎる・・・




元妻を忘れられないダサい俺・・・




情けないな・・



*******


ある日俺は健康診断もかねて病院にいた。




特に異常はないとわかった・・



さて帰るか・・


「ドン!」


人とぶつかってしまった。


「すみません!」

相手の顔をみると・・


えっ・・嘘だろ!


「信也さん?」


相手は千佳だった。


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