後悔の後・・
俺はたばこを買いに出かけた…
湯上がりの千佳は綺麗だったのに何も言ってやれなかった。
せっかく旅行にきたのにある意味これは新婚旅行なんだ…

部屋に戻ると千佳がいなかった。

俺は不安になり、探した。

千佳はろうかにいた。
ろうか見える夜空を眺めていた…その横顔はどこか淋しく遠くを見ていた…

「千佳…」
俺に気づいてゆっくり顔を向ける

「いないから探したぞ…」

「ちょっと散歩したくなって…戻るわね」
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