後悔の後・・
俺は声のするほうに思わず、目を向ける・・

公園のおくのベンチの付近で男女が言い合いみたいだった。


男の方は俯いている・・


「貴方がかかわると、苦しいの、あの子のためでもあるの!」

「わかってる・・・でも・・せめて義務を・・」


「貴方にそんな資格ないわ!」


そう言って女は男に何かを投げつけて去っていく。



男の顔に俺は見覚えがあった。


それは・・かつての友だち・・まこと。
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