後悔の後・・
実家に帰ると、両親と祖父が俺に縁談を持ちかけた・・相手は祖父の友人の娘・・

その子は俺よりも一つ年下・・


ちょうど、別れた玲子のこともあり、俺は嫌だといったが、老い先短い祖父の頼みで、今恋人がいないのなら会うだけでもと言われ、しぶしぶ合うことになり、成り行きで、話が進んでしまった・・

彼女は千佳・・色白で、玲子ほどの派手な美貌ではないが、それとはちがった美しさ可憐さがあり、笑顔が魅力的ではかなげながら心の強さだあるような女性だった。

だが当時の俺はそんな彼女の魅力に気づかず、お互い、次期がきたら別れようと考えていた・・そう祖父が亡くなったら・・今、思えばなんて馬鹿な考えを・・。
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