好きすぎて死ぬっⅢ





「実はね…あたし…本条さんと…友達になりたいっ」


あいさつならまだ分かるけれど


いきなりあたしがそんなことを言うから


桑田くんも本条 ジュリアンナもとてもびっくりしていた


「ナ…何イッテンノ?」


「あたしね…本条さんのことちゃんと見てなかった…本条さん…あたし…男でもないけれどあたし、本条さんにとって桑田くんみたいな存在になりたい…」


本条 ジュリアンナさんは…涙を溜めて


「ミキッ…」


あたしに抱きついてきた…


桑田くん…


あたしこんな時期に新しい友達が出来ました


ひとつ年上の


あたしと同じように


あなたが好きな


金髪のセクシーな女の子です




< 49 / 82 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop