暴走★Boy 

○―結嘉―○




「…楓?!」

そう呼んだ舞耶。



舞耶とトイレを出た後、教室に戻ろうとした時に、偶然楓とあった。


「その傷、どうしたの!?」


心配そうに駆け寄る舞耶。



「ちょっとな」

と、言って笑った楓は、少し疲れた様子だった。


「…楓…」


「心配すんな」

舞耶に優しく笑いかける楓。


「保健室、行こ?」

「たいした事ねぇよ」


「ダメだよ!手当しなきゃ」


「マジ、何ともねぇから」

そう言って、教室に向かう楓。













< 284 / 311 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop