あなたの心がほしい……。
あれから京ちゃんと別れて1週間が過ぎようとしていた。
あたしは、ヤケになっていつも朝帰りだ…。
沙「京ちゃんも気付いているよな…。はぁ。」
朝帰ると京ちゃんは丁度家を出てくる。でも京ちゃんは仕事で…あたしは、遊んでいるだけなんだ…。
最初に目が合っただけで何にも話さないし目も合わせない。
沙「結構、辛いなぁ〜グスッ…ヒック…フェ……。」
あたし…、何泣いてるんだろ…。あたしが別れを切り出したのに…。未練たらたらで…。ホントに情けない。
そして今日もあたしは遊びに行く。
やめられない。
京ちゃんがいない今のあたしは1人…『孤独』に支配されそうで…、押し潰されそうで…、怖い…。
あたしはいろいろと仕度をし、家を出る…。
女「やったあ。今日買い物に付き合ってくれてありがとね♪
京。」
ビクッ!?
京っという単語にびくつくあたし…。
ホントに情けないなぁ。
はのんさんと上手くいったんだ…。