あなたの心がほしい……。
僕の心の奥の穴がどんどん大きくなっていく。
沙「あと、あたしが男と寝るのやめると思った?あんたと付き合ってる時もあたし、いろんな男と寝たからね。」
そんな…。
彼女を信じていいのかわからない。
ピピピピピ
沙「はーい。あっ先輩♪……えっ?じゃ、今から行きます〜。」
沙「ってことで今からあたし、男の先輩と会ってくるから。あんたと違って先輩はあたしの体を満たしてくれる。」
京「……………。」
今から、彼女は僕にじゃなくて他の男に抱かれると思うとイライラする。
裏切られたのに…、
騙されたのに…、
僕の頭の中は貴女のことでいっぱい―…。
沙「あっそーだ。セフレなら相手してあげるよ。」
ズキッ
僕の君への気持ちはそんなものじゃないんです。だけど、貴女にとって僕はただの『遊び』何ですね。
京「……わかりました。別れます。もう、僕に関わらないで下さい。あと、早く部屋から出ていって下さい。」
そういって彼女を突き放した。
沙「わかったわよ。………バイバイ京ちゃん。」
最後は小さくて聞こえなかった。