ハツコイ

「幸樹~たこ焼き食べにきたで~」

いきなり向日葵は列から飛び出し前で作っている幸樹の方へ走っていった

逆ナンしていた彼女はばつが悪そうに舌打ちをして去っていった

「ホンマか~、ありがとう」

「んなん全然良いで~
あ、ちょっと安くしてや」

「はぁ!?無理やって!!
これでもキツキツじゃ!!」

ちょっとの間、二人だけにしてあげよ…ふふ

二人で仲良く喋っているのを私は微笑ましく見ていると、昂が現れた

「…あ、おはよ」

「はよ」

なんとなく…気まずい…

「何時から??」

「へっ??」

「出し物」

あぁ~そういうことか
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