先生の薬指の指輪…

「さ〜。委員決めるか〜。

ちょっと廊下うるさいから
ドア閉めてくれ〜。」


一番後ろでドアに近かった私は

だるそうに閉めた。



「三浦、ありがとな。」


私は照れ臭くて

適当に頷いた。


「じゃあ決めるぞ〜。
やりたい委員で手を挙げてくれ。」

先生が様々な委員を
読み上げていくけど

誰も手を挙げなかった。





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