先生の薬指の指輪…

「三浦、クラス委員長やれよ。」

先生がいきなり言い出した。


「は?無理。嫌です。」

ついイラついて素が出てしまう。


「お前、クラス委員長向いてるぞ!」

「いや。絶対向いてない!」

「向いてるって!」

「死んでもクラス委員長は嫌です。」

私の態度にクラス中が
笑い出した。

正直私にとっては笑えるようなことじゃなかった。


「お前らも、三浦はクラス委員長が良いと思うだろ?」

賛成の声がそこら中で聞こえて

私はやられたと思った。





< 21 / 21 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

先生以外ありえない!!!

総文字数/44,076

恋愛(その他)208ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop